ドイツ CCR製 ICPプラズマソース 「COPRA」

ドイツ・CCR社製、ICP方式のプラズマソースです。ヨーロッパのほぼすべての装置メーカーで、そのPVDアシスト用、またはPECVD用のプラズマソースとして採用されています。

●適用例:バッチチャンバーでの酸化、窒化アシスト

●COPRA LS PVDアシストユニット

特徴1:CCR社独自技術により、1m以上の大型プラズマソースの納入実績多数
特徴2:CCR社独自技術により、蒸着、スパッタ、PECVDの各真空度に調整可能
特徴3:ICP方式な為、チャンバー汚染リスクが低く、メンテナンス負荷が低い
特徴4:ICP方式な為、投入パワーに伴うイオンエナジーの変化が少なく基板ダメージが少ない。

摘要1:スパッタ中の酸化、窒化アシスト
効果メタルモード並みの成膜レートでリアクティブコーティング

摘要2:スパッタ真空域でのPECVD
効果:スパッタ装置にPECVDを組み込み可能

摘要3:PVD成膜前の、エッチング
効果:密着性の向上

摘要4:PVD成膜中のArアシスト
効果:成膜層の高密度化

註1:PVDアシスト評価用ユニットのお貸出し相談可
註2:PECVDデモ成膜相談可

●Copraシリーズと各対応真空度

真空度
(動作中心域)
プロセス モデル
1E-1
mbar
(1E1Pa)
PECVD RS Copra
LS Copra
LS RS
1E-2
mbar
(1Pa)
スパッタ
PECVD
LS Copra
DN Copra
DN LS
1E-3
mbar
(1E-1Pa)
スパッタ LS Copra
DN Copra
DN LS
1E-4
mbar
(1E-2Pa)
Eビーム
蒸着
IS Copra IS


●プラズマ発生方式:ICP(誘導結合プラズマ:Inductively Coupled Plasma)
ICP

HCD CCP ICP
汚染リスク高い
大型基板への適用困難
汚染リスクが高い
大型基板への適用可能
汚染リスクが低い
大型基板への適用可能

RF投入パワーに伴うイオンエナジーの上昇
註:投入パワーにかかわらず、イオンエナジ―は一定です。


●適用例:ローテーションテーブルでの酸化、窒化アシスト

●適用例:EB蒸着装置での酸化、窒化アシスト